一応ギンガメアジは釣れましたですはい



尾之間港・港内・・・​台風が2つ​、南の海上でずーっと停滞している。

お陰で海は荒れていて、磯に行こうなんて自殺行為な状態が続いている、何の嫌がらせだこれは。
ここ最近は、今の状況での波・風の影響を受けない西側の栗生方面で遊んでいたが、ヒラスズキやらギンガメアジにもいい加減に飽きてきた、ついでに白身魚にも飽きてきた。
そもそも今月の目標はカンパチを釣ることだったのに、ほぼ全く磯に行けてないじゃねーか!

とまあ、天気に悪態をついても仕方ないので、できる遊びをするしかない。
遊ばないという選択肢は無いのか、と問うあなたに敢えて答えよう、無い!


さて、午後からちょっと尾之間の役場に用があり出掛けたのだが、4時過ぎには下のチビを迎えに行かないといけないし、それまでに買い物もしなきゃいけないのであまり時間が無い。
そもそも今日は天気が悪く、風が強い上に、出掛けには久しぶりに雨までパラついた。

まあとりあえず役場に行ってチビの幼稚園の授業料を払い、さてどこに行こうかな、時間的に尾之間港かなー、と車に戻ったところで強い雨が降り始める。

なんですとー!?

ふてくされたのも束の間、取引先から電話が来る。
仕事関係で電話が来るとは、私にとっては半年に一度も無い位の椿事である、雨でも降るんじゃないかという位珍しい。というか今まさに降ってるし。このせいか!
謎が多いらしい私の仕事だが、今のところ屋久島島内はもちろん、大阪より西には取引先は無かったりする、というか、考えてみれば日本には2つしか取引先が無いな。

取引先との打ち合わせに20分程、ちょうど雨が上がったので、車で2分の尾之間港へ。
着いてみると、先端に珍しく先客がいる、まあ今日は川の流れ込みを試してみるつもりだったので、港の入り口付近に車を停め、竿を下ろす。

ついでに生ゴミ(魚)のタッパを下ろし、中身を足元の海へ捨てる。
撒き餌・・・ではないが、ウチではこうして魚の生ゴミに限って海へ捨てるのだ、屁理屈を並べるなら自然な循環であるし、せめて釣った魚の骨は海に戻してやりたいな、というのもある。

そしてこれがまた、魚がたくさん突つきに来るのだ。
足元が浅く1メートルちょっと位しかないので水中がよく見える、用意をしながら見ていると、カワハギの類っぽい奴らを中心に、すぐに20匹程が突つきに来た。
流れ込み近くの岩沿いを狙ってキャストしつつ見ていると、やがて6~70センチのアオブダイが現れた。

20センチ程のエバ(メッキ)が掛かりリリース、足元には50センチ位のソウシハギまで現れた。
さらにエバがヒットし、リリース。
やっぱり小さいのしかいないなあ、と思いつつ、足元を眺めながらリーリングしていたら、いきなり全ての魚がバッと散った。

ん?

次の瞬間、大きな黒っぽい何かが、水面に波紋を立てながら、足元に突っ込んで来た。

は?

ザバッ! と水飛沫を上げて黒っぽい何かはUターン。

「うぇはぉ!?」

1メートルはある、GT(ロウニンアジ)だった。

あっけにとられてリーリングを忘れて見ていたが、とにかく近かった、足の爪先から高低差含めて直線距離で1メートルかそこらしか無かったぞ、モリでも持ってりゃ突けたんじゃないか!?

こんな港の奥の、それもこんな浅場まで入ってくるんだなあ、と感心しつつ、また雨が降り始めたので撤収。

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ヒラスズキとギンガメアジ釣れました
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