Home > 屋久島のルアー&泳がせ&ブッ込み釣り:主な対象魚

屋久島のルアー&泳がせ&ブッ込み釣り:主な対象魚

私が釣りたい魚は、「そこそこサイズで、釣って楽しい、冷蔵庫に収まる、食べて美味しい魚」です、我が家は刺身好きが揃っているので、刺身で旨い魚がいいですね。
ルアーで釣れる魚は、基本的には行動的な肉食魚であり、かつ屋久島でそこそこの大きさで根魚以外となれば、自動的にアジ科・サバ科の魚が中心になります。
フエダイのみ、餌釣り(ブッ込みでの夜釣り)で狙いますが、タマン等の他に、ヒラアジ系も外道として普通に食ってきます。

*写真は全て自分で釣ったものです

メインターゲットの皆さん
ナンヨウカイワリ
屋久島名:ザコエバ
英語名:Island trevally
自己記録:63cm
非常に上等なアジ科の魚で、一部根魚を除けば最高クラス。我が家はもちろん誰もが最も喜ぶ魚のひとつ。更に体に対して頭が小さいずんぐり体形で非常に歩留まりがいい上、鱗がほとんど無く処理まで楽ときている。
料理法を選ばず旨いが、特に一晩置いた刺身は絶品。
シマアジ同様に口周りが弱く、あまり強引なファイトをすると口切れでバラし易いので要注意。
スマ
屋久島名:オボソ
英語名:Mackerel tuna
自己記録:60cm
誰もが喜ぶカツオの仲間。蕩けるような赤身が特徴で、刺し身・タタキ等で文句無しに旨い。ただし釣れたら直ぐに血抜きをしないと、一気に激マズになるので注意。時速70kmを超える遊泳速度で右へ左へと走り回り、大きいと結構大変。
フエダイ類
屋久島名:本フエダイを「ショウビ」
英語名:Snappers
自己記録:75cm
タイそっくりな姿形で、種類にもよるが味はマダイのだいぶ上を行く究極の白身魚の1つ。主に夏の魚で、サイズに対して引きがかなり強い上、最初のアタリから強烈なので、大型が掛かると焦る。
ルアーでは滅多に釣れない&シーズンの昼間はエサ取りが多く釣りにならないため、生エサ使用&夜釣りを余儀なくさせられる。逆にこいつがいないなら夜釣りには行かないだろう。
タコ類
屋久島名:-
英語名:Octopus
自己記録:4.1kg
主にマダコとワモンダコ。根が荒い屋久島で盲目的に狙えば根掛かりで爆死確実だが、よく見ると時々底の方に見えているので、そういう時に必中で狙う。張り付かれると終了だが、場所を選びコツを掴めば、PE1.5号で9割方上げられる。刺身や煮物、アヒージョ等々で非常に旨い、タコ焼きなんかにするなら刻んでお好み焼き。なお結構釣っているが、2キロ以下は釣ったことが無い。
コブシメ
屋久島名:-
英語名:Broadclub Cuttlefish
自己記録:8.3kg
世界最大のコウイカで、マイナーなだけでアオリイカよりも旨いと思う。我が家の貴重な蛋白源で、刺身もアオリイカに劣らない上、炒め物や煮込み料理には甘さの少ないこちらの方が味付けし易く向いている。地中海周辺のイカ墨料理のイカ墨はコウイカ系のものなので、パスタやカレー、アヒージョ等に使うと非常に旨い。部位ごとに向く調理法があり、把握して使い分けられれば、アオリイカをはるかに上回る最高の食材。
アオリイカ
屋久島名:ミズイカ
英語名:Oval Squid
自己記録:1.8kg
一般には最高級のイカさん。いるのが見えた場合に限り、ルアー用タックル+エギで狙う。刺身で旨いが少し過大評価な気がする、一番旨いのは2~3日干してから焼いたものだと思う。煮物系は色の着いた甘ったるい煮汁が出てしまい向かない。あとイカ墨の味はコブシメに大きく劣る。大型は時間対効果が悪いので狙わないが、小型種(クワイカ)がコンスタントに釣れるので、鶏の胸肉並みの食材になっている。なおフエダイ釣り用の餌として重要。
釣れるんなら歓迎です
ロウニンアジ
屋久島名:カッポレ
英語名:Giant trevally
自己記録:75cm
通常「GT」。冬場の70~80センチくらいまでは非常に美味だが、大型は大味になり臭みも出るとか。ほどほどの大きさならいいが、大抵1m/15kgを超える上にパワーも強烈、大型は150cm/50kg以上にもなり、ルアーだけでなく掛かった魚にも喰いついてくるので困る。うっかり大型が掛かってしまうとまず無事では済まない、被害者多数の泳ぐ暴力。
カスミアジ
屋久島名:オキエバ
英語名:Bluefin trevally
自己記録:76cm
青い背ビレと黄色い胸ビレがきれいな魚で形状はGTそっくり、同サイズならGTより引きは強いそうな。
身はピンク色で、火を通すと硬くなるが、脂の乗ったものは刺身・煮物等でなかなか旨いが、逆に脂が乗っていないとちょっと大味。
小型の「メッキ」は夏から秋にかけてよく釣れる。
オニヒラアジ
屋久島名:-
英語名:Brassy trevally
自己記録:73cm
GTのそっくりさんだが、やや黄色っぽくてスレンダーで、せいぜい1メートル止まり、引きもGTやカスミアジほどではない。
どうやら冬~春には旨い&夏場は大味・・・らしいが、しかし屋久島では大味だという夏場以外ほぼ見かけないため、結果的にヒラアジ類の中では一番微妙。そもそも屋久島にはそんなに多くはないらしい。
ギンガメアジ
屋久島名:エバ
英語名:Bigeye trevally
自己記録:77cm
小さいものは、いわゆる「メッキ」の代表格。河口周辺に多く、群れに当たるとばんばか釣れる。普通は40センチ前後までだが、GTと見まがうサイズが釣れることもある。30センチを超えると脂が乗りはじめ、安定してかなり美味。
イトヒキアジ
屋久島名:カガミエバ
英語名:African pompano
自己記録:71cm
光り輝くワイドな魚体で、側面積が大きいため大きいとなかなか浮いてこない。新鮮でも血合いの色が茶色がかっており刺身の見栄えはイマイチだが、味はかなり旨い。煮ても焼いても生でも旨いが、そんなに見かける魚ではない。
カツオ(本ガツオ)
屋久島名:-
英語名:Skipjack tuna
自己記録:51cm
釣れることは多くはなく、狙って釣れる魚ではないが、オボソ(スマ)を狙っていると稀に釣れる。刺身・タタキ等で非常に旨いので、もっと釣れるようになってくれればうれしいんですがね。引きはスマ程ではないかなー。
ヒラソウダ
屋久島名:-
英語名:Frigate tuna
自己記録:48cm
オボソ(スマ)を狙っているとたまに釣れる。刺身・タタキ等で非常に旨いが、スマや本鰹と比べるとやや平べったく、体長の割に身が少ないのに加えて全般に小ぶりなので、なるべく大型ないし2~3匹釣れてきて欲しいところ。同じ大きさでも引きはスマ程ではないなー、筋肉量少ないもんね。
ツムブリ
屋久島名:ムクベ
英語名:Rainbow runner
自己記録:82cm
身は赤っぽく獣肉に近い感じで一見個性的だが、料理法を選ばず旨く、特に脂の乗った腹身を焼いたものの旨さはチートレベル。ブリ属はみんなこの魚にジョブチェンジしないかな。
針に掛かると直線的な引きで一気に突っ走る上、たいてい70~80センチはあるのでので結構大変。
シマアジ
屋久島名:カマジ
英語名:White trevally
自己記録:33cm
小型のものは河口付近の浅場で釣れるが、大型は寒い時期に主に深場で釣れる超高級魚。ショアから釣れる場所はかなり限られるため、ルアーで大型が釣れるのは超スペシャルレア。そもそも大型が接岸してくる限られた場所は、シーズンになると餌釣りの地元のご年配達が大挙して押し寄せ、オキアミをばら撒きつつ連日終日入れ替わり立ち代わり狙っているので、ルアーで狙うこと自体がかなりの無理ゲー。
更に、引きがかなり強いくせに口が弱いので、掛かっても釣り上げるのは難しいんだとか。
ヒラスズキ
屋久島名:ススキ
英語名:Blackfin seabass
自己記録:83cm
河口付近や磯のサラシ場でうっかり釣れることがある。上等な白身でなかなか味わい深いが、刺身は一晩は置かないと弾力が強過ぎてゴムのように硬い上、旨味も少ない。
大きさの割には引きは弱いしスタミナもヘタレ。呆れるほどに捕食がヘタでイライラする。
ハマフエフキ(他、フエフキダイ類)
屋久島名:タマミ
英語名:Emperor breams
自己記録:75cm
ハマフエフキは沖縄では「タマン」と呼ばれ有名らしい。フエダイ狙いの外道で釣れてくる。引きが強いと有名らしいが、実際には大したことはなく、同じ大きさならフエダイ類やメイチダイ類の方がずっと引きは強い。フエフキダイ類はどれも似たり寄ったりな味・身質だが、全く癖の無い大型の白身なので、煮物やムニエル等に向いている。刺身は少々身が柔らかい上に味わいもイマイチだが、焼き霜造りにして薬味を加えて食べるとなかなかいい。
メイチダイ類
屋久島名:ひっくるめて「シロダイ」
英語名:Large-eye bream etc.
自己記録:60cm
フエフキダイ類の親戚の、銀色の綺麗な鯛型をした魚達。なぜか南岸では、南方型でこの辺では稀なはずの「ヒキマユメイチ」が良く釣れる、というかヒキマユしか釣れたことが無いような・・・市場魚介類図鑑には「国内海域ではまだ一桁しか確認されていない・・・」とか書いてあるが、だとしたらその半分以上は俺が釣ってるぞw。身は血合いも含め真っ白で、繊細な味でなかなか旨い。引きは結構強く、明らかにタマンよりは上。
ハタ類
屋久島名:大型を「アラ」
英語名:Groupers
自己記録:46cm
根魚なので狙えば根掛かりしまくるため積極的には狙わないが、うっかり釣れてきたなら万々歳。
クエやチャイマル、スジアラ等のメジャーどころ以外にも大型になるものが何種もいるので要注意、ルアーで釣れるかは知らんがタマカイまでいる。
種類により多少差はあるが、基本的に非常に旨い。
コショウダイ類
屋久島名:-
英語名:Painted sweetlips
自己記録:50cm
南岸ではアジアコショウダイとアヤコショウダイしか見たことが無いが、北の方ではコロダイ等も釣れるらしい。イサキの親戚で、刺身や煮付け等でなかなか旨いので、釣れると嬉しいのだが滅多に釣れない。ただ潜る人によると、場所によってはたくさんいるらしい。引きは大きさの割にはなかなか強い。
ゴマモンガラ
屋久島名:-
英語名:Titan triggerfish
自己記録:41cm
カワハギ類の大親分で、ダイバーの恐怖の対象。同じ重量であれば倍の重さのヒラアジ類と同じくらい引く怪力野郎。タマンだろうがカンパチだろうが、同じ大きさならコイツには遠く及ばないという程、とんでもないトルクで恐ろしく引く。身厚で、鎧のような皮を剥けば、カワハギの仲間だけあって刺身や鍋でかなり旨い。
カンパチ
屋久島名:アカバラ
英語名:Grater amberjack
自己記録:80cm
通常のカンパチとヒレナガカンパチの2種がいる。ただでさえ引きが強いのに加え、根に潜ろうとするのがとにかく厄介。しかも死んだフリまでしやがるwので最後まで油断ならない。名前が通っており流通上売り易いため高価だが、味の方は、特に刺身では大半のヒラアジ類よりも明確に落ちるので、かなりの過大評価だと思う。慎重に処理して4~5日熟成させれば、適当に一晩冷蔵庫に突っ込んでおいたナンヨウカイワリと大差なくなるかなって感じ。個人的には煮物専用の魚。。
ヒラマサ
屋久島名:ヒラス
英語名:Amberjack
自己記録:49cm
ブリ族ではカンパチと同様の高級魚だが、やはり大半のヒラアジ系よりは劣る。特に春先のものは「刺身は不味い」とヨメさんに一夜干しにされてしまうw。屋久島南岸では根本的に数が多くない上、たいていは50センチ位までの小型だが、北部では稀にメートル級も上がるらしい。
カマス類
屋久島名:-
英語名:Barracudas
自己記録:62cm
一夜干しして焼くとやたらと旨い他、新鮮なものは刺し身でも結構いける。
40センチ位までの通常種以外に60センチを超える大型種も釣れるので、でかいなら大歓迎だが、オニカマス、オマエは要らん。細長いので、釣っても食う部分が少ないのが難といえば難。
メアジ
屋久島名:メコン
英語名:Bigeye scad
自己記録:33cm
春先になると南の方へもやって来て、群れに当たるとばんばか釣れる。味はマアジを少々大味にした感じで、大きくても30センチ半ばまで。釣り対象としてもまずまずだが、こいつらを餌とする大型魚も一緒にやって来るので要注意。釣れたら泳がせの餌にして大物狙いますわなー。
キントキ類
屋久島名:ヘイケ
英語名:bigeye / bullseye
自己記録:41cm
暗くなると中層を群れで泳ぎ始めり、ライトで照らすと目が金色に光るので居場所は一目瞭然。屋久島ではキントキダイとその近縁をまとめてヘイケと呼んでいる。吸い物や焼き魚は絶品な上、群れでいるので狙えば高確率で数釣りができる、何かと便利な魚なのだが、たいていは30センチ未満と小さいのが玉に瑕。
・・・うーん・・・
バラフエダイ
屋久島名:アカナ
英語名:Two-spot red snapper
自己記録:73cm
フエダイ類だが別記。釣れると一番微妙な気分になる魚。食べれば非常に旨いのだが、シガテラ中毒のリスクがあるので、釣れると本当に悩ましい。なのに夜釣りでは度々釣れる上、しかも大抵はデカいときている。中る確率は低いものの、万一を考えるとちょっと食えない。安心して食えるのなら最高の獲物になるのは間違いないので、口惜しいことこの上なし。デカい上にマッチョ体形なので引きは非常に強く、60センチもあればタマンの70センチオーバーと同等。70センチを超えるとさすがに少し焦る。
ブリ
屋久島名:-
英語名:Japanese amberjack
自己記録:97cm
春先には普通に10キロ級が来るので油断できない。可もなく不可もない味&デカいので食いでもあるが、特に大型は身の中に寄生虫がいることが多いのが難。そして屋久島では産卵に来る大型(90センチ以下は釣ったことも聞いたことも無い)しか釣れないため、ほぼほぼ寄生虫率だらけでキモさMAX、獲物として微妙過ぎ。掛かっても疲れるだけで食えもしないので、ブリが多い時は軟体狙いの釣りしかしない。まあつまり単なる迷惑魚。
ニジョウサバ
屋久島名:-
英語名:Double-line mackerel
自己記録:70cm
割と大きくなるサバの一種だが、独特の臭みがあって刺身等では微妙。濃い味付けにすれば普通に食べられるが、サバ類なので鮮度落ちが早く、その辺も面倒なので結局リリース。
イケカツオ
屋久島名:-
英語名:Queenfish
自己記録:60cm
扁平でちょっとアゴがしゃくれた魚。なかなか旨いのだが鮮度落ちがかなり速いようで、普通に刺身にしたら家族全員腹を壊したたため、以降持ち帰ることは無くなった。
大型ヒメジ類
屋久島名:オトナ
英語名:Goatfishs
自己記録:48cm
雑魚四天王の一角である純正オジサンを除く、40センチ以上になる大型のヒメジ科の魚たち。
底を探ると高い確率で釣れてくる。クセは無いものの旨味も少なく、どうもパッとしない食味だが、ムニエル専用食材としてはなかなか。ただムニエルは70センチ前後のタマン(ハマフエフキ)がボコボコ釣れるので、結局お呼びじゃないです。
帰れ!
ウツボ類
屋久島名:-
英語名:Moray
自己記録:120cm
餌釣り最大の障害。仕掛けを巻き込んでグルグルに体を丸めるため、巻き込まれた部分の仕掛け・ラインがダメになってしまい、回収後に解いてパーツを使おうにも粘液でヌルッヌルのグチャグチャで、マジでテンションが下がる。しかも釣り上げると噛みつこうとしてくる(空気中でも視力がちゃんとしている)上、えげつない歯の生え方をしているため、噛まれると大量出血&病院コース確定。とにかく迷惑な上に危険なヤツだが、実は食べると非常に旨いため、たまにヨメさんが食べたがるのでちょっと困る。
エイ類
屋久島名:-
英語名:Stingrays
自己記録:15kg
アカエイをはじめとしたエイの類は、ウツボと並んで夜釣りの最大の障害。5~6キロ程度なら普通に引き上げて逃がせばいいが、時には数十キロのものが掛かることがあり、そうなると浮かせることもできず、諦めてラインを切るしか無い。ほとんどの種が尻尾の付け根付近に毒針を持っており、刺されると病院行きどころか痛みでのたうち回ることになるので要注意。裏返してから針を外した方がいい。なお釣れてはこないが、磯で釣っていると目の前ほんの数メートルで畳何畳かあるようなマンタがジャンプし、ドン引きすることがある。
サメ類
屋久島名:-
英語名:Sharks
自己記録:5kg
餌に食ってくる場合と、掛かった魚を食ってくる場合があり、当然後者が大型となるが、いずれの場合も大迷惑。大型のものは、遅かれ早かれ歯でラインが切れて終了。小型種にはあまり歯が鋭くないものもいて、餌釣りの際の外道として普通に釣り上がってくるものの、さすがに食う気にはならん。
エソ類
屋久島名:-
英語名:Lizardfishes
自己記録:30cm
雑魚四天王にして最弱w。歯並びと面構えが凄まじい魚。小骨が多く食えたものではないが、カマボコ等、練り物の材料としては上等らしい。釣ったら負けとさえ言われる気の毒な魚だが、泳がせ釣りのエサには向いている・・・名前もエサっぽいしw
オジサン(純正)
屋久島名:オトナ
英語名:Goatfishs
自己記録:30?cm
雑魚四天王の一角で、底を探ると高い確率で釣れてくる。最大で30センチちょっと程度とそんなに大きくならないのに加え、大型ヒメジ類と異なり火を通すとオレンジ色の脂が出て変な癖があったりと、色々と微妙。
アオヤガラ
屋久島名:フェンド
英語名:Cornetfishes
自己記録:120cm
雑魚四天王の一角。釣り人の間で「悪魔の杖」と呼ばれる細長い魚。
上等な白身で、刺し身や吸い物にはかなり美味なのだが、何しろ体がヌルヌルして触りたくないのに加え、体の1/3が頭な上に身が細いという非効率さが痛い。狙うと簡単に釣れるので、非常時には釣って食べよう。なおヌメリは塩で取れる。
ダツ類
屋久島名:ダーツ
英語名:Needlefishs
自己記録:135cm
雑魚四天王最強。屋久島南部のダツは、ほぼ全てが大型種のオキザヨリ。固く尖った口と鋭い歯で、ルアーもリーダーもボロボロにしてくれるわ、釣り上げても怪我をさせられたりと、本当に迷惑なヤツ。
ルアー最大の外道かつ嫌われ者だが、食べると食えないわけではない。ただし火を通すと何だか粉っぽいようなザラつきがあり、まあやっぱり食べるほどのものではない。
なおコイツは、何匹釣っても、いくら大きくとも釣果としてはカウントされない。釣りたくなくても簡単に釣れてくる&当然釣れても全く嬉しくないからで、ダツの大漁なんぞ恥でしかない。
オニカマス
屋久島名:-
英語名:Great Barracuda
自己記録:75cm
バラクーダとも。シガテラ毒による中毒が多発したため、食品衛生法で販売禁止魚種となっている。1メートルを優に超え、20キロに迫るものが釣れることもあるようだ。大きさの割に引きはヘタレ。
イセゴイ
屋久島名:-
英語名:Indo-pacific tarpon
自己記録:70cm
実は古代魚の一種で、河口域でたまに釣れる。どうやっても食えない、究極に不味い魚として有名。引きはなかなか強くスタミナもあり、更に激しくジャンプしまくり、ファイトはかなり面白い。ライトで照らすと目がギラギラと光る。
キヌベラ
屋久島名:-
英語名:Surge wrasse
自己記録:40cm
色使いが悪趣味極まったベラの仲間で、我が家では通称「泳ぐ悪趣味」。食えなくもないが、体がプニョプニョしていて異様に捌きにくい上、火を通すと身がボロボロになり、そもそも色的に食欲が湧かない上、全く旨くもない。しかしハワイでは名物料理らしい・・・どうなってやがる。
魚ですらないw
ウミガメ
屋久島名:-
英語名:Sea turtle
自己記録:?cm
沿岸のカメの大部分はアオウミガメ。屋久島で度々釣りに行くなら、猫と同等かそれ以上に身近な存在。特に磯にはびっくりするほどウヨウヨしているので、気を付けていてもたまに不可抗力的に引っ掛かる。アホみたいに重い上に釣り上げても食うわけにもいかず、マジで勘弁して頂きたい。困ったことに餌にも食ってくるのが非常に厄介。コイツらさえ居なければ、アオリイカなんて港内のイカが溜まっていると判っている場所にスーパーのアジでもぶら下げておけば半分放置で簡単に釣れるのだが、イカより先にコイツらが食ってくるので話がややこしくなる。その位にはそこら中に泳いでいる。
ウミヘビ類
屋久島名:-
英語名:Sea snakes
自己記録:?cm
海で泳いではいるものの、爬虫類なのでたまに呼吸のために浮上し、稀に引っ掛かる。爬虫類のウミヘビはコブラ科で猛毒を持つが、牙は小さいので指でも突っ込まない限りは大丈夫。沖縄とかでは食用だが、さすがに食わんw

にほんブログ村 > 釣りブログ > ルアーフィッシング