ヒラマサ引っ掛かりました



5時前にセットした目覚ましで目を覚ましたが、結構風の音がしているので二度寝。
次に目を覚ますと6時、おっ、風の音がしなくなっている。

降りて行くとヨメさんがコーヒーを飲んでいるが私の分が無い・・・起きて来ないし、風が強いからもっとゆっくり寝ているものだと思ったらしい。
外へ出てみると、曇ってはいるが地面は半乾き、風もほぼ止んでいる。
既に6時半近いが、昨日は雨で全く釣りに行けなかったし、コーヒーは後回しにして少しだけ行ってみることにする。

着いて堤防先端まで直行し、ミノーを5投くらいしてみるが反応皆無。
100メートル以上向こうでメアジっぽい小さな魚が時折跳ねるのが見えたので、ジグに替えてフルキャストして浅めを通してみるが反応無し、そのまま沈みテトラ帯の手前まで引いてきてスプールを起こし、ジグを沈めて足元までを小刻みに連続ジャーク・・・セコいがヘイケ(ホウセキキントキ)狙いである、刺身日照りなもんでw

足元手前で一度コツンとアタリがあるが乗らず、巻き上げて今度はその辺にちょい投げし、チョンチョンしていると、足元ほぼ真下でいきなりグンッと重さが掛かった。
おお、掛かったぞ、とフッキング、魚が暴れ始め・・・って、あれ?
ウホッ、ヘイケだと思ってナメてかかってたら、めっちゃ引きよるじゃないですかー!?

おっとっとー、と腰を入れて竿を立てるが、結構重い上に横に走り始めた、おいおいおい、ガッチガチ少し手前まで締めてあるドラグが少し鳴ったぞ!?
しかしせいぜい60センチ位までだろう、ラインの心配をするほどでもないと考え、スプールを抑えて竿を立てる。
魚はどうやら青物のようで、右へ左へと、それはもう元気に大暴れだ、ひゃっほう!

堤防の角を回りこまれないように自分の立ち位置を利用して消耗させる、ロッドでどうこうするよりも、魚と反対方向へ何歩か動けばいいだけなので楽。
少し走りが鈍ったところで、スプールを抑えたままぐーっと竿を立て、少し浮いたら素早く巻いて、を繰り返して表層まで浮かせてきつつ、落としギャフの場所をチェックする、さすがにギャフが無いとキツい重さではある。
やがて魚の顔が見えた、ブリ顔でヒレが黄色い、つまりヒラマサさんである・・・が、あれ? 海面近くで一気に軽くなったぞ?

ヒラマサ よく見ると、フックが魚体のちょうど中央、胸ビレの少し後ろにスレ掛かりしている・・・えー、あの引きと重さは詐欺だったんディスカー!?orz
そういえば、ガツンという手応えは無かったんだよな、確かに。
試しに竿を立ててみると、ギャフなど使わなくても十分上げられる重さである、拍子抜けもいいところだ・・・あれだけ引いても外れなかったんだからギャフ使わなくても大丈夫だろうと、そのままゴリゴリ巻いて、ほいさー、と抜き上げ。

サイズは50センチ無いくらいで、しばらく前に釣ったのと大差ない、しかしかなりのファイトを楽しめたので、これはこれで得だったのか?
とにかくパッカンに水を汲んで首ポキ血抜きをし、同じパターンで10分ほど足元周辺を探ってみたが反応無し。
まあ足元でジグをプラプラさせてるだけで度々ヒラマサが釣れたら世話無いですよねー、とか考えていたら雨が降り出した。

慌てて竿仕舞いして、内臓は家で抜くことにして帰宅。

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