人の釣りを見てびびる



やっと雨が小降りになり、ヨメチビを新居に置いて、釣れそうにもない時間帯ではあるが湯泊港へ。
実は非常に広くて良い物件が見つかって家を引っ越すことになり、少しずつ荷物を運んでいる最中だったりする。
ちなみに湯泊港はかなり近くなる上に、有名な某磯場のすぐ近くでもある。いぇ~い。

で、行ってみると・・・なんと天気が悪いにも関わらず人が一杯である、内側のイカの人まで含めると7人、自分を含めればなんと8人。
しかし先端内側角が空いていたので、そこで適当に投げてみるも反応無し、しかも雨が降り始めて早々に撤収。

一旦新居に戻り、おやつを食べたりしてヨメチビを旧宅に戻し、湯泊港に出直して先端部で釣り再開。
人は減っていたが、先程もいたレンタカーで来ている3人グループがまだいて、2人はルアー、1人は堤防の中程の場所でブッコミ釣りをしていたのだが、ふと振り向くと、そのブッコミの人が長い竿をえらい曲げている、しかし引いている感じでも無いので、根掛かりかなー、と思ってしばしキャスト続行。

しばらくしてまた振り向くと、相変わらず竿を曲げていて、しかし仲間と話しながらリールを少しずつ巻いている・・・あれ、やっぱり何か掛かってるのか?
だとすれば、あの様子からすると尋常じゃない大物だぞ?

ルアーを回収して、ロッドを持ったまま様子を見に行き、おっちゃんに聞いてみる。

私「こんちわー、何掛かったんですかー?」
お「いやー、エイなんだー」

覗き込んでみると・・・うぼあー!?
余裕で畳1畳くらいはありそうな馬鹿デカいエイが、足元の水中でビランビランしている。
いやいやまじでデカい、20キロ、いやもっとあるかもしれん!

私「うへー、これ上がらんでしょう?」
お「んー無理だね、糸切るしかないわ」

というか、こんなもん掛かっても切れないとか、どんなタックルなんだ・・・。
結局、なるべく引き寄せておいて、PEから切ってさようなら。
うーむ、エイとはいえ、人が釣っているのを見た中でダントツ一番デカい魚だったな。

その後自分の釣りの方は、ダツらしいアタリが2回、その後一度ドスンという手応えに合わせを入れると一気に右に走り出し、よっしゃこれはヒラマサだな、と思ったらフックアウト、というのが一度あっただけで日没終了。

帰り際、堤防を戻ろうと歩き始めると、1人で寝転んで竿を見ていたぶっこみのおっちゃんがおもむろに起き上がった、仲間は今は車に行っているようで1人だけ。
見ていると竿掛けの竿に手を掛けた・・・お、何か来たのかな?
おっちゃんが竿を持ち、アワセを入れた次の瞬間、竿を横にして、おっちゃんも横になった・・・ん?
あ、おっちゃん立ち上がった・・・いや、また横になった・・・って、あれ?

・・・いや横になったんじゃなくて、立てないくらいの引きの、何かとてつもない大物が掛かったらしい!
おっちゃん這いつくばって何とか必死に竿を握っている状態、立って体勢を整えようとしているようだが、凄まじい引きで立つにもなかなか立てないようだ、完全に魚に負けている。
ってか危ねえ、立ったり転がったりの間に堤防の縁に近づいてるぞ、大丈夫か!?

こりゃまずい、とりあえずおっちゃんが落ちないようにせにゃ、と駆け寄ろうとすると、魚が外れてしまったようだ。
おっちゃん落胆。
うわー、あれは悔しいわー・・・それにしてもここ、大の大人を引き倒してあそこまで引き摺り回すような魚がいるのかよ・・・。

湯泊港、侮れず。

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ヒラマサ引っ掛かりました
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