スマ釣れました



いつものように朝5時に目が覚めて湯泊港へ。
何度か釣り場であったことのあるおっちゃんが、何やら堤防の際狙いでウキ釣りをしていた。

先端部でいつものようにルアーを投げる、まずは実績のあるブルーピンクの40gを、10投程いろいろな方向へカウントダウン7秒で吹っ飛ばすが、全くアタリ無し・・・うん?
何だか、東の方からピチャピチャと、本当に微かにだが音が聞こえるような気がする・・・まだ少し薄暗い海面によーく目を凝らすと、なんと! 全然見えないよ!(ぉぃ

でも何か跳ねているような気がする、実は私は、自他共に認める相当な地獄耳なのだ。
微かだが、細かい音が多数、ということはキビナゴか、跳ねているとすれば・・・。

1か月くらい前にここで拾った20gのちっこいジグに変更して、聴覚頼りで方向と距離を推測し、キャスト。
着水後、3秒沈めて軽くジャーク、すぐにガツン!

ウホッ、一発で掛かったぜ、大当たりぃ!

グイーン!

わーお、ママン、結構引くよ!
まあしかし、いつぞやのツムブリのような暴力的な引きではない、左右によく走るがそんなにトルクは無い、こりゃあスマ(オボソ)の40センチくらいかなー?

スマ とまあ、適当に弱らせて寄せてみると、やっぱりオボソさんじゃないですか。
ごちそうさまです、次女があなたの刺身が大好物なのですよ、Welcome to her stomach !
まあ何とか竿のままで引っこ抜けるかな、と思ったら、残り3mあたりで微妙にきつかったので、あとは軍手でラインを引き上げて無事GET、手応え通り40センチ位。
なんというか聴力でGETした獲物だな、コウモリか俺は。

速攻でパッカンに水を汲み、首を折って血抜きをしている間にもう1投げ、すぐにガツン!
さっきより軽いがまたオボソ、こいつは難無く引っこ抜き、ただ30センチあるかないか位だったのと、出血もしていないのでさっさとリリース。

おっちゃんがやってきたので少し話をする。
小さいルアーに替えたらすぐに釣れたよ、と話したら、おっちゃん曰く、
「小さいルアーにしとけばいいんだよ、でかい魚でも小さいルアーで釣れるんだ、みんなヘタにでかいルアー使うからなかなか釣れないんだよ」
と。

ふむ、確かにそうかもしれない、この場合は小は大を兼ねる、か。
問題は飛距離だな、やっぱり飛ぶに越したことはないし。

あと、
「オボソはなー、群れでいる時はネズミに勝る釣り方は無いよ」
と。

ネズミとはいわゆる「遠投マウス」のことで、弓角を引くアレですな。
ふむ、実はバッグにスキップバニーのフロートタイプと弓角一式入ってるので、この後そっちに替えてみようかな。

ひとしきり話して、おっちゃんが帰った後、バニーちゃんに替えてみたらすぐにヒット、最初よりも少し小さいが確保。

しかしここで思わぬトラブル発生。
1匹目を血抜きした水を捨てて、2匹目の血抜き用にとパッカンで水を汲むと、パッカンのロープの金具が錆びて腐っていたらしく、引き上げ中にパッカンが海に落下、そのまま沈!
ええー? 血抜きできませんやん!

というか、それ以前の話として日が高くなってきていて、しかもどうやら本日は快晴也。
クーラーなんて持ってきてないし、こりゃあこのまま続けたら魚が傷むなあ、まあ2匹でいいやと考えて、船揚げ場で内臓の処理をして帰ったとさ。

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初物・ヨスジフエダイ釣れました
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