見える大物とダツに遊ばれた
やっとここしばらくの爆風寒波が緩み、夕方にはまあ行っても死なないかなという程度になったので、寒さ対策をして湯泊港へ行ってみる。
ヨメさん曰く、何でもいいから刺身になる魚を釣ってこいと。まあ夕方だしヘイケ(ホウセキキントキ)ならいれば釣れるかな。
先端まで行ってみると、まあ寒いには寒いが、厚着して来たので耐えられない程ではなく、風はまだそれなりにあるが追い風なので問題なし。
ジグをあちこち投げてみるが反応なし、ではヘイケさんを狙ってみますかね、と、足元の沈みテトラ周辺を探り始める・・・しかしアタリは無し。やべえ。
ルアーを先月からマイブームであるスピンテールに替えて投げていると、先端左側、内海側の海面が突然波立った。
風かと思ったら、ザザザザザーッ! と、何だか判らんが魚の大群がボイル! 沖への方へ向かって行く。
うおおお何だ、あまり大きな魚ではなさそうだが、とにかく手元に戻っていたルアーをそちら方面へキャスト、すぐにガツン!
・・・軽い、軽いよママン・・・。
大した手応えは無いが横へ泳ぐ、なんだろなーと抜き上げてみると、20センチかそこらのメアジだった。小せぇ。
針を外しながら、うーん、ヘイケいないっぽいし、弓角に替えて人数分メアジ釣って帰ろうかなーと考えて弓角セットを出していると、先端部の少し先でバチャンバチャンとでかい水音が。
慌てて覗き込むと、60センチくらいはあるヒラアジ型の魚が10匹ほど跳ねているではないか!
こりゃあメアジ釣ってる場合じゃないぜ! と、ルアーを群れの少し先に投入、3カウント沈めてトゥイッチ、すぐにガツン!
ウホッ、キマシタワー!
・・・ダツが。
なぜかは知らんが、針に掛かったのはダツだった。orz
くそーなんでだーお前なんてお呼びじゃないんだよ早く外れろコンチクショーめ!
と悪態をつきながら外れろ外れろと竿を煽ってみるが、こんな時に限って外れない。orz
仕方ないので大急ぎで強引に寄せてゴリゴリと巻き上げるが、ダツが足元に転がった頃には群れは既に見当たらず。orz
ぶーたれながら抜き上げた1メートルほどのダツから針を外す、そういえばヨメさんが試したい料理があるから一度持って帰って来いと言っていたので、持ち帰ろうかと思ったら、なんだか背中がまだら模様である・・・よく見ると、細かい寄生虫が何匹も付いているではないか、なんじゃこりゃきめえ!
ペンチで魚体に触れないように針を外し、軽くキックしてさようなら。
その後カウントダウン5~10の範囲であちこち探るが反応なし、ちくしょー、奴らどこ行きやがった!?
ルアーを普通の重めのジグに戻し、追い風に乗せて大遠投する、100メートル以上飛んだかなー、カウントダウン1,2,3・・・バチャバチャバチャ!
なにいい!?
すぐ足元にさっきの魚どもが現れただとー!?
大慌てで、超早巻きでルアーを回収しようとすると、なんだか途中でコツンコツンと手応えがある。
やがて水面を滑り始めたルアーを、ダツが必死に追って来てるううう!
うわあー掛かるなー! と竿を立てながら可能な限りの早巻きで巻いていると、30メートル程手前でガツン!orz
やっぱり外れないダツをゴリゴリと抜き上げると、これまた寄生虫だらけ。
そしてそいつをリリースする頃にはまた群れは見当たらず、その後にまたダツが掛かったがそいつは外れた・・・そして間もなく日没となり、タイムアップ。orz
・・・なんなんだ一体?
あんなに魚っ気あったのにメアジ1匹だけ・・・魚におちょくられたとしか思えない・・・。
結局、釣り上げて放置されている間に息をお引き取りになっていたメアジを持って帰った。
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