ギンガメアジだったわw



なっとらん、気合が足りん!

何がって?
そりゃあ太平洋高気圧だよ!
今年の太平洋高気圧はまったくもって気合が足りん、某軍曹風に言わせてもらえば、ジジイのファッ(ry

ヤツがシャキッとしないと夏らしい天気にならんし、台風は進路が定まらずフラフラする、つまり先日の台風がチンタラフラフラしていたのは主にそのせいだ。

まあ太陽の活動がほぼ極小になっている&北半球の火山がやたら噴火したので、科学的・巨視的観点からすれば、今年の夏はフニャチンみたいなもんだろうというのは半年前からの既定路線ではあったんだが、多少の冷夏はともかく、台風の迷走&チンタラはマジで勘弁して頂きたい。

ってことで、やっとこさ鬱陶しい拍子抜け台風が去り、釣り再開である・・・まあヨメさんが弱ったままなので、程々にいくでガンス!

まーとりあえず16日の早朝に湯泊港へ行ってみたが、ちっこいフエダイやらオジサン、カワハギしか釣れなかった。
夕方もう一度行ってみたら、30センチちょっとのカンパチのお子様が釣れたけど、それっきり。しかも暑い。Suck。

17日は、晩飯の後で夜釣りに行ってみた、もちろん行き先は、お気楽釣りの聖地・栗生海水浴場であるw
なんせここ、車から降りてすぐにキャストでき、足場は平坦、取り込みも網があれば楽、夜釣りは基本ブッ込みなので、その気になれば車の中でアタリを待つこともできてしまう。
そして海底は砂地なので、基本的に根掛かりの心配は皆無ときている、まさにヘヴン。

ってことで、早速イカの目玉を付けて1投目!
2~3分後にアタリ、30センチくらいの純正フエダイ君、とりあえずストリンガーに繋いでキープ。

その後はしばらく全くアタリ無し・・・うーん、このパターン多いんだよなー。
たまにクイクイと何かが僅かに引っ張る感じがするがバクっと来ない、イライラしてきて、こちらもクイクイとラインを軽く引っ張ると、向こうもクイクイと引っ張り返す・・・バカにしてんのかw
まあカニだろうな、何度かちっこいワタリガニが引っ掛かってきたことがあるし。

22時近くになって、堤防の高いところに上り、少し方向を変えてフルキャスト。

仕掛けは、オリジナルのお気楽全遊動底釣り仕掛けで、ロッドはMHの10ft、リールはシマノの4000番にPE3.5号を150メートルに足りない位、リーダーはフロロ12号を1.8メートル位。
ハリは管付きのネムリ17号に、最近フグだかカワハギだかにやたら切られたのでハリスはワイヤー、それを15号のオモリでぶん投げるという割とゴツいタックルで、待ちはドラグを緩々にして置き竿。

これで捨てオモリ&ハリスを7号位にして根掛かりを許容すれば、湯泊港でもメインライン&リーダーの損傷をあまり気にせずに底を釣れるというわけだ、根掛かってもハリスかオモリかで切れるからねー。
問題はラインが太いのでラインキャパが少ない&飛距離が出ないことだが、その辺はきっぱり諦めている、まあ飛距離は味方ではあるが、必ずしも遠くに魚がいるってわけじゃないしな。

ってことで、イカの目玉をぶん投げて待つこと10分程、いきなりドラグ音が鳴り響き、勢いよくラインが出た!
よっしゃ、エイだと最初はゆっくりとラインが出始めるので、このアタリは魚だろう、ロッドを持ち10秒ほど待ってスプールを押さえ、ドラグノブを締め込みながらフッキング! フッキング! フッキング!
大事なことなので3回(ry

ズシッ!

ゴン! ゴン! ゴン!

ギュィィー!


おっしゃ乗った、頭振ってるぜ魚確定・・・ってオイ、結構デカいぞ、これなんぞww

回遊魚っぽい元気な走りを見せる、結構なサイズの魚とファイト開始!
変な方向に行かないようにコントロールしつつも、タックルがゴツいので全くラインブレイクの心配をすることもなく、普通に寄せられる・・・ラインが強いって凄いアドバンテージだよなー。

足元近くに寄せてからロッドを立てて浮かせにかかると、やがて姿が見えた・・・おおやっぱりGTか、その割には案外最後まで暴れたなー。(GTは引きは強いものの、一度ヘバると最後の方は抵抗らしい抵抗をしなくなる)
網を置いた場所へ下りて、無事にネットイン、獲ったでヒャッハー!

思ったよりもデカかったので最初のフエダイ君には恩赦を与え、時間も時間なので速攻で血抜き他の戦後処理を開始、光の速さでタックルを片付け、帰還した。
なお棺桶、じゃなかったクーラーを少し大きめのものに買い替えたのだが、それが台風明けに届き、この獲物がご利用第一号だったのだが、のっけから収まらなかったよチックショー!w

なお帰宅後、ヨメチビ共が寝静まった中、とりあえず頭と尻尾を落とし、身の切り分けは明日以降にして冷蔵庫に放り込み、シャワーを浴びて寝た。

翌日の午後、釣った時の写真を見たヨメさんが怪訝な顔。

ヨメ「・・・あれ? これGTじゃなくない? ギンガメのような・・・」
私「へ? ・・・そう言われると細長いし目がデカいな・・・」

ギンガメアジ 冷蔵庫からアタマを出してみると確かに目がデカい、改めて写真で全体図を見ると、尻もスリムで体高が無い。

暗い中、ヘッドライトだけで取り込んで&捌いてをしていたのと、単純にデカかったので、あーはいはいGTねーとしか思ってなかったが、言われてみれば特徴はギンガメである。
疲れていたせいか、捌いた時も気付かなかったな、そういえば。
どうりで暴れ方がGTっぽくなかったわけだ。

にしてもデカいなギンガメ君・・・これまで45センチくらいまでしか釣ったことなかったのに、一気に77センチとは、ずいぶんサイズアップしたなオイw

ってことで、GTかと思ったらギンガメアジでございました!

問題なのは、ちょうど当日夕方に実家から冷凍物の海産物がドドンと届き、ただでさえイカやら魚やらで窮屈になりつつあった冷凍庫が一気に一杯になってしまったところに、とどめとばかりにコイツが釣れてしまったので、割と真剣にアタマ抱えてます、はい・・・。
熟成させてる間に、冷凍庫の食材でBBQでもするかねー。

もう一つの問題は、そんなこんなで、状況的にしばらく釣りを自重せざるを得なくなったことです、はい・・・。

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