でかいタコ引きずり上げました
朝起きて、波は大丈夫かなーと思いつつ湯泊港へ。
着いてみると、相変わらずのベタ凪に近い状態である・・・うーむ、いっそ少し荒れて海をシャッフルして欲しいんだが・・・。
とりあえず今朝もまず金目ちゃん(テリエビス)を釣って泳がせを開始し、その後でひとしきりジグを投げてみるも反応無し。
うーん、キビナゴはいるんだが、ダツしか見当たらん・・・。
泳がせの方をチラチラ見ていると、右からすーっとデカいGTがやって来て、慌てて臨戦態勢をとったものの、華麗にスルーされたorz
魚の方はさっぱりなのでイカを探してみると、堤防の反対側の角近くに数匹見えたのでエギを投入、小さいが2匹釣ってお茶を濁し、暑くなる前に撤収。
最近本当に釣れんなあ・・・こりゃあメッキでも釣るか、キビナゴでヘイケでも釣るしかないな。
午後、所要で尾之間に行き、ついでに長女を図書室へ降ろし、用事をやっつけてから尾之間港へ、イカでもいないかと様子見に行ってみる。
相変わらずの坂道を降って港に着くと、ちょうど目の前を、竿を曲げたまま右へ曳いていく人の姿が。
しかもなぜか後ろには棒を持った女性も・・・んん?
何かデカい魚かイカでも掛かったのか? しかし奥さん、その棒はなんぞ?w
とりあえず車を降りて、どうしたんですかー、と聞いてみると・・・うおお?
デカいタコなんである!
エギでイカを釣っていたらデカいタコが掛かり、なんとか浮かせられたものの重過ぎて上げられず、網も無いのでとにかく船揚場の方まで曳いていこうとしていたのだ。
私「いやいやいや、船揚場は底に張り付かれたらアウトですって!」
男「うーん、どうしたら・・・」
私「しかしデカいな・・・ちょと待って」
車のトランクを開けてみるが、玉網なんて入ってないというか持ってもいないし、ギャフは家だし、落としダモは湯泊港だ・・・あ、これ使えるな。
レジカゴと同サイズのプラスチックの買い物用のカゴがある、コイツにロープ結べば何とかなるだろ!
私「これしか無いんでこれで何とかしましょう、ロープとかありますか?」
男「ロープ・・・あ、車に太い麻紐あります!」
女「持ってくる!」
麻紐をカゴに結び、即席の落としダモ?にして投入するも、アタマを下にしたタコはカゴに足を吸い付かせ、なかなか入らない・・・あーもう観念しろこの野郎!
しかもカゴに少々浮力があってやりにくいので、例の棒を借りてカゴを少し沈めておいて、その上にタコを持って来てアタマが入るようにして引き上げると、やっとカゴに収まり、ランディングに成功!
私「よっしゃ、おめでとうございますー!w」
男女「やったあ!」
マジで立派なタコである、よくもまあエギが外れず、そしてラインも切れなかったもんだ!
しかし当然ながら逃げようと必至に動きまわるタコ、パワフルな8本の触手に2人共うひゃー状態w
男「ちょ、これどうしたらいいんですか!?」
私「ヘタに手ぇ出すと噛まれて怪我するからねー、ナイフでアタマ切ってしまえば大人しくなりますよー、やっちゃいます? 飼うとかしない?w」
男「しませんしませんw」
私「ですよねーw じゃあ殺りまっせー」
ナイフを出して頭を切ると、ふしゅーと縮こまって大人しくなり、途中から見ていた爺さんにビニール袋を貰って、収納完了。
やっとイカ釣りに堤防に立ってみると、まあイカはたくさんいるにはいるのだが、今朝湯泊で釣ったイカよりも小さいのばかりで、やる気無くして撤収。
うーむ、タコの足1本くらい貰っておけばよかったな・・・。
夕食後、湯泊港で久々のヘイケメソッドを敢行・・・するはずが、港に着くと、車に積みっぱなしにしているヘッドライトが無い!
そうかこの前のウミガメの孵化を見に行った後、電池を替えようと思って、祭りの景品とかと一緒に下ろした気がする。
急いで家に取りに戻るも、港に戻った時には既にヤツらの活動タイム真っ最中、しかも仕掛けの用意もしていなかったので更にタイムロス!
この釣りは時間との勝負なのだ、急いで用意をして釣り始める、はいヒット、すぐに1匹目を水揚げ、血抜きを・・・あー水汲んでない!
とにかく準備が悪すぎだ・・・家に戻らなければ、まだ明るい内に全てをのんびり用意する時間があったのに、もうハチャメチャである。
そんなこんなでバタバタしている内に群れは沖に出てしまい、結局3匹しか釣れず、しかも1匹は小さかったので即リリースしたのでキープは2匹だけ。
まあ、明日の朝にでも再チャレンジしてみるか。
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