妙な場所で釣りをする
世間はぼちぼち仕事始めなのだろうが、私の方はまだそれほど込み入ったことがあるわけではなく、まだのんびりモードである。
今朝は天気がよく暖かいので、ヨメチビが朝飯前からソワソワしており、遅めの朝飯中に山ノ瀬の東側に行くことに決定し、一仕事してから出発。
山ノ瀬へ下りる途中の駐車場に車を停め、少し下って左へ入り、朽ち果てかけた遊歩道っぽいものがある公園っぽいエリアを抜けて更に東へ藪を進むと、やがて大きなガジュマルの木がある。
この木がチビ共の密かなお気に入りで、たまに来ては登ったりして遊んでいるのだ。
ガジュマル、英語名は Banyan Tree、実は我が家にとって非常に縁深い木である。
そんなわけで(?)、タイ語で「ガジュマルの木の下の家」を意味する、タイ・チェンマイの孤児院バーンロムサイをよろしく!
バーンロムサイ: http://www.banromsai.jp/
併設のゲストハウス hoshihana village もよろしく!
hoshihana village: http://www.hoshihana-village.com/
* ここの大きな木製ブランコは、タイで我が家の庭にあったものだよん
さて、そのガジュマル辺りでヨメチビを遊ばせておいて、その間ちょっと竿を出してみようと、下の磯「イケノハナ」とかいう釣り場へ向かう・・・が、見るとフカセ釣りの先客がいる。
まあ仕方ない、ガジュマルから真下、釣れそうもない岩場に降りて、小物と遊ぼうと竿を出すべく降りてみた。
見ると、すぐ東は尾之間と小島の境界である鈴川の河口である、その向こうには及川という小川の河口(滝になっている)も見える。
そしてその手前はサラシが広がる小さなワンドになっていて、そのワンドの奥に洞窟が2つあるのだ!
屋久島の地質から考えると、海蝕洞に分類されるのかは微妙な気がするが、とにかく2つの穴は明らかに奥で繋がっているようだ・・・というか、2つの洞窟の間の基部が無い!?
つまり、形が歪(いびつ)な洞窟の入口の大部分が海面下になった結果、2つの洞窟に見えているようだ。
ほうほうほう!
河口近く、複雑な地形にサラシ、こりゃあヒラスズキや、シーズンにはメッキの巣になっていてもおかしくないな!
まあとにかく、面白い場所である、一度カヤックか何かで来てみたいものだ。
さて釣りの方だが、ジグしか持って来ていなかったので、適当に先端付近の深みを探るように投げてみると、3投目にコツン!
合わせると重さは掛かっているが引かない、ヤガラにしては軽過ぎる・・・何だろなー、と上げてみると、60センチ位しかない極小のヤガラだった。
ルアーで釣れるヤガラって、小さくても80センチ以上はあるので、こんなに小さいのは初めてである、ダントツで最小記録だ。
海面まで上げて、しばらく竿をチョンチョンしたら外れた。
サラシ近くの浅場からはエソ、同じくさようなら。
試しに洞窟に投げ込むとオジサンが釣れたw
結局小一時間の間には、ヤガラとエソと小さいオジサンしか釣れなかった、ここはやっぱりヒラスズキとメッキ狙いの場所だろうな。
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