ホウセキキントキ釣れました



2015年も今年で終わりである。

昼間に一度、また長女を連れて湯泊港へ、長女はキックボードで船揚げ場周辺でしばらく遊んでいるというので、私は堤防へ。
しかし餌釣りの先客が2人、先端部分に陣取っているので、またライトタックルを持って遊びがてらの釣りである・・・実はここ数日の冷え込みのせいなのか痛めている右肘が痛いので、あまり力を入れてのキャストはしたくない。

道すがらあちこち試してみるが、満潮過ぎのベタ凪ピーカン真昼間、反応皆無。
途中から長女もこちらにやってきたので竿を握らせてみるが、やはり全く魚っ気無し・・・そう思っていたら、内海側でトンビ?が海面に急降下し、メッキだろうか20センチくらいの魚を見事に攫っていった、なかなかやりよる。
まあいいや、勝負は夕方だ、と、昼飯食べに帰宅。

ところで、港内の船揚げ場周辺に、大きなフグが2匹と、やはり大きなアジアコショウダイの死んだのが浮かんでいて、長女が心を痛めていた。
悲しそうな顔で、「食べないならすぐに逃がしてあげればいいのに、どうしてこんなことするの?」と訊かれて、ちょっと返答に困った。
沖の岩場で釣って戻って捨てたのだろうが、それなら最初から逃がしてやれバカタレが!

ってかコショウダイはイシダイの類なんかよりもずっと旨い上に、滅多に釣れない魚だぞ、全く何考えてやがる。



夕方4時過ぎ、釣り納めに再度湯泊港へ、大晦日の夕刻であるためか誰もいない。
先端部までへ行くと、オキアミがそこら中に散らかっていて足の踏み場に困る上に臭い・・・まあフカセの人達が入れ代わり立ち代わり来ていたんだろうが、少しは掃除して帰れよな、といつも思う。

足元を気にしつつ先端部からキャストしてみると一投目からヒット、少し慎重に寄せてみると、案の定のダツ、80センチくらい。
抜き上げてリリースし、ヤツの歯で傷のついたリーダーを切り詰め、キャスト再開。

数投後、巻き終わり近くの中層で微かなアタリが伝わるが乗らず、その辺を狙ってキャストすると今度は乗った。
そんなに重くはないけど何かなー、と思って寄せてみるとなんだか赤っぽいような白っぽいような・・・ああホウセキキントキ、屋久島名ヘイケさんじゃないですか、ごちそうさまです。
エサでは釣ったことがあるが、そういえばルアーで釣れたのは初めてだな。

ホウセキキントキ(屋久島名:ヘイケ) 30センチ無いくらいか、フックを外して続行するとまたヒット、ヒットポイントが足元近くに寄ってきている。
その後は足元に垂らしてチョンチョンしていると連続ヒット、暗くなる前に内臓抜かないといけないので、5匹釣ったところで終了とし、最後に釣れた小さいのをリリースして4匹持ち帰ることに。
そんなわけで今年の最後の魚はヘイケ、まあボウズじゃなかったのでよしとするか。

なおヘイケさん、帰宅後に刺身となって急遽年越しの食卓に加わり、ヨメチビに好評だった。

前の釣行

エソしか釣れませんだ
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