ツイてないにも程がある



​昨日、新しいPEが届いた、2.5号の31lb、蛍光イエロー。
よっしゃ、と晩飯後に早速巻き直してリーダーもセットし、今日に備えた。

で、今朝、日の出と同時に、どうせ釣れないんだろうが慣らしがてらにと湯泊港へ。
珍しく?レンタカーが泊まっていて先客が2人居り、先端と手前の岩場近くで釣っていたので、中程に陣取って重めのジグをセットしてまずは軽くキャスト、ラインチェックが目的なのでだだ巻きで中層を引いてみる、まあ魚の反応は無いがライントラブルも無し。
次は思い切りキャストして少し上をだだ巻き、ダツの反応さえ無いがラインも問題無し。ふむ、OKだな。

よっしゃ本番、と中層メインに数投するが反応皆無、まあ潮回りも時間帯も良くないので仕方ないか、少しだけ底を探ったら早目に帰ろう、とカウントダウン、着底まで18カウント。
おお結構この辺では深めだなー、と底を打ってすぐにジャークを開始、1回、2回、3回・・・ゴン!

ほっ?
手応えがあったので反射的に合わせた・・・が、そこそこ重さがあるが引きがない、しかし少し寄ってくる・・・ん?
と思ったら間もなく完全に動かなくなった、ロープか何かだろうか、とにかく根掛かりのようだ。

竿を煽ってみるがびくともせず、左右に動いてみるもののどうにもならず。
ぶーたれながら、軍手をしてPEを手に巻き付けて引いてみるが抜けてこない。
次に両手で結構力を入れてみるが抜けない、ふむ、強度はなかなかのようですな、と感心。
仕方ないので、両手に巻き付け結構真剣に引いてみる・・・が切れない。

おいおいマジか、普通なら絶対に切れるぞ今のは。
ってか軍手してるのに手がどうにかなりそうだ。
ちなみにリーダーはナイロン8号を5メートルだ、ナイロンは伸びる分、こういう場合は切りにくい。

とにかくだ、ジグをロストするのは仕方がないとして、この場合は当然リーダー先端のスナップの結び目で切れて欲しい、リーダーの途中では切れそうもないので次点はリーダーとの繋ぎ目だ、とにかくPEは無事でお願いしたいのだが、さっきので切れないとなるとさすがにそれも不安になってくる。

まあとにかく引っ張るしかない、もうPEが切れなきゃいいや、もし切れるんでも極力リーダー寄りで・・・と願いつつ、再度両手に巻き付けて、体重をかけて後ろに下がる・・・うおお、まだ切れん、マジで手が痛え、早く切れろこんにゃろー!
・・・と、覚悟を決めて更に後ろに下がると、

パシュン!

・・・数メートル先で切れよったあああああああああああ!


死亡確認!


新品のPE、初日早々に早速の高切れである!

しばし呆然。


・・・なんでだーーーーーー?
なんでリーダー回りで切れないんだよー!?
普通スナップかFGのところで切れるだろうよ!?
つか結束部分、なんて強度だよ!?
おかしーよ!

FGは、まあきっちり結んでいるのでそうそう抜けない自信はあった、先日のGTでも平気だったし。
スナップ部はハングマンズノットだが・・・最近はなんとなく結びの最後にシングルヒッチを1回加えて、端っこをライターで炙って玉にしていたが、こいつか原因は!

こうなると結束強度が高過ぎるのも考えものである・・・当然ながら戦意喪失、ふてくされて帰宅。
とにかくスナップ部の結びの強化をやめようと心に誓った。


先程再度ラインを巻き直したが、ロストしたのは40メートル少々。
全て新しくする程でもないと考え、下巻きに古いPEをロストした分だけ足し、巻き数を数えてみたところ、新しいPE部分で100メートル少々あったので、当面はこれでよしとしよう。


ちなみにPE同士の結束だが、調べたところどうも納得できるものが無かったので、私はオリジナルにしている。
簡単に書くとFGノットで結ぶのだ、ただし両側を。
つまりFGをダブルにするのだが、ここからがミソで、それぞれの結び目の間を10センチ程度空ける。

もちろんその区間はPEが2本になるが、2重ライン区間があることで結び目がそう簡単には締まり切らず、生半可なことでは切れない。と思う。
理屈上は、FGが耐えられない負荷がかかると結び目が少しずつズレて接近するが、2つの結び目が接近して接触・締まり切るまでにはかなり猶予がある、というわけである。

実際、先日のGTの時でも持ち堪えたので、実用性は十分、現状ではベストだと考えている。

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