根魚だけ



​​やっとこさ雨が上がったので、日の出前からフエダイ狙いに湯泊港へ。
本当は4時前に目覚ましを掛けたのだが、寝室を出たのは4時半前だった。なぜ。

冷凍庫を見たら、最強エサであるイカの肝&目玉が残り少なかった、今年はイカが少ないからな・・・。
見るとイカのケースの陰にいつのか判らんキビナゴが4本あった、よっしゃ、今日はキミタチに火を噴いてもらうことにしようか!w

ってことで、湯泊港先端部!
出遅れたので既に薄明るくなっている、まあいいや、作戦は、とっととキビナゴを消費してルアーを投げましょうや、ってことでGO!

角でキビナゴを沈めると、すぐに何かのアタリ、まあ明らかにフエダイではない。
適当に見計らって合わせてみるとスッポ抜けた。orz
更にもう一度スッポ抜け、キビナゴ残り2本。

ここでハリを少し小さいのに変え、キビナゴを半分に切って付けるとやっと掛かった、30センチくらいのヘイケさん(ホウセキキントキ)、ごっつぁんです。
水を汲んで血抜きをし、更に次も同サイズのヘイケさん、ほう、今度はゴマヒレキントキか、混成でいるのかいな・・・まあ食えればいいんだよ!w
その後は純正の叔父様(オジサン)と小さいホウライヒメジとをキャッチ&リリースして、キビナゴは終了。

エサが無くなったのでルアーに切り替える、まだ涼しいが、ヘイケが傷まないようにせいぜい小1時間だな。
まずざっと表層早巻きをしてみるものの反応無し・・・まだ水潮がかなり残ってそうだし、回遊魚は厳しいか。
では根魚ですねー、夏場は足元ジギングで結構ホイホイ釣れてくるので、ちっこいジグを付けてホイホイっと・・・ゴン!

おらっしゃー!
よっしゃ1投目から結構重いのが乗ったぜヒャッハー!
どれどれ・・・あー・・・。

ゴリ巻きで上がってきたのは、デカいホウライヒメジだった、ちなみに我が家での通称は「ウイリアム大叔父様」。
なおウミヒゴイのデカいのは「エルロイ大叔母様」または腹黒ババアと呼ばれている・・・色遣いがハデな上に勝手にウロコが剥がれ、しかも捌くと腹腔内が黒く、まるですぐに厚化粧が剥がれるor勝手に脱ぎ始める(?w)腹黒いババアのイメージそのまんまだからである!w

と、とにかく大叔父様を海面から少し浮かせ、振り子殺法を繰り出して、とりあえず無事抜き上げ。

ホウライヒメジ まあ個人的にはちょっと微妙な魚なのだが、ムニエルにすると頗る旨いそうでヨメチビ共には大人気だ、ただ「あくまでムニエル限定」らしいが。
ぶっちゃけ私的にはムニエルでもイマイチなのだが、確かにフレンチではムニエル用として高級食材らしく、値もそれなりに張るらしい・・・ぬう、解せぬ。
ってことで、まあとにかくお持ち帰りである、40センチ以上あるし、そこそこ食いではあるだろう。

その後エソが1匹と、アタリがあって掛からなかったのが2回。
そしてそろそろ帰ろうかという頃にゴン、最初と同じくらいの大叔父様。

面倒なのでとっとと抜き上げようと、やや投げやりに振り子殺法を繰り出し、ほい着地、と思ったら、堤防の縁を超えたところで突然のフックアウトぉ!
力のベクトルが斜め上方向だったので、大叔父様、堤防の角の上をぴゅーんと飛行し、こっちを一睨みして海へお帰りになった・・・まあたぶん確実に生涯でただ一度の空中散歩だろう・・・もし2度目があったら、そりゃあきっとムニエルになる時だ、気を付けな!w

暑くなる前に魚の処理をして撤収!




夕方、もう一度来てみたものの、ちっこい叔父様1匹だけ。
先に来ていたBD氏が、大叔父様とカマスを釣っていた。

しかし朝はそうでもなかったのに、夕方来てみたらうねりが凄かった、遥か南の台風8号、お目目ぱっちりマリアさんの仕業である。
幸いにもこちらには向かわず、大陸に突撃されるおつもりのようだが、あんなのが来たらマジで大変だったぞ・・・。

ともあれまた数日、南岸は釣りは無理っぽい。Suck!

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えい!
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