第1回カニ捕り!



​梅雨だというのに、今日は非常に天気がよろしい。
うむ、屋久島はただでさえ雨が多いし台風も来るのだから、毎年空梅雨でちょうどいいぜヒャッハー!

ってことで、昨晩天気予報を見てソワソワしていたヨメさんが宣った。

ヨメ「カニ釣ろうよ!」
私「は?」
ヨメ​「だから、ワタリガニ! プーパッポンカリー(タイ料理の蟹の入ったカレー)食べたい!」
私「なんと」

少し前にYoutubeの「釣りよかでしょう」でカニを釣っているのを見て感化されたようだ・・・いちいち人やメディアの影響受けるとか、おまいはガキかw

私「えーとあれってつまりガザミだよな」
ヨメ「ガザミ?」
私「ワタリガニっつー名前のカニは本来はいないんだよ、方言みたいなもんでな、正式にはガザミとかイシガニのまぜこぜの通称だ、まあどれも旨いと思っていい」
ヨメ「それ釣ろうよ、食べたい!」
私「えー屋久島にいるのかな・・・あれって確か、マングローブとか生えてるような砂とか泥の中に穴掘って住んでるカニだぞ」
ヨメ「マングローブ・・・屋久島にあったっけ?」
私「まあ結構北の方までいるはずだし必ずしもマングローブが生えてなくてもいいが、そういう汽水や河口の流れの穏やかな場所を好むってことだな・・・ああ栗生川の橋の少し下に、メヒルギ(マングローブの一種)生えてる場所あったな、あそこなら汽水域だし、底は砂と泥だな」
ヨメ「よし、栗生川に行こう!」
私「えー、いるかどうかはかなり怪しいぞ・・・正直、モクズガニならよく聞くが、ワタリガニは聞いたことないし」
ヨメ「ダメ元で行ってみようよー!」

・・・ということで、何の因果かは知らないが、モクズガニを釣れとの強い下達があり、しょうがないのでウナギ釣りのエサ用に冷凍してあったブリの尾っぽ近くの切り身を持ち、栗生川へ。
橋を渡ってすぐに左に折れて少し進むと、なんとも長閑な船溜まりがあり、その先がメヒルギの自生地なので、まあその周辺でいいかな・・・って、カニなんて全く釣れる気がしないんですけどw

まあいいや、やってみないと納得しないだろうしってことで、船溜まりの外側でブリの切り身を網に入れてMHのロッドでちょい投げして置き竿にしておいて、最近マイブームのライトタックルでミノーFを投げてみる・・・ここは稀にチヌ(クロダイ)が釣れるらしいのと、上げ潮に乗ってメッキやオジサンとかが入ってくるらしい・・・まあオジサンがいるのは昨年確認済みだが、チヌとか本当なのかよw

とりあえずミノーをキャストすると、1投目から何かがチェイスしてきた、メッキやボラではない、オジサンでもないな、なんだろ・・・まさかマジでチヌか?
2投目、1投目と同じコースを通してみると、10メートルほど向こうで可愛らしく水面が爆発、フッキングを入れると何かが乗った、おー元気だのう。
余裕でコリコリ寄せてみると・・・お。

ゴマフエダイ 私「おーいえー、まんぐろーぶじゃーっく!」
ヨメ「これ・・・フエダイの一種?」
私「なんか魚に詳しくなってるなw よく判ったな、ゴマフエダイってやつだ」
ヨメ「魚の形がフエダイだもん、よし、持って帰ろう!」
私「いやいやいやいやいやw さすがに小さすぎる、放してやろうぜw」
ヨメ「えー、焼き霜造りぃ・・・」
私「20センチもないだろ・・・マジで女ってのは容赦ないな・・・」
ヨメ「ブ~」

その後はオジサンがついて来ただけ。
カニもさっぱりで、帰りに中間の河口側堤防を覗くとチビイカの群れがいたが、さすがにかわいそうなのでスルー。早く大きくなれキミタチ。
あと堤防脇で小さなナブラがあり、見てみると小さいメッキの群れだった。お前らも早くでかくなれ。

ってことで、腹減ったので帰宅!



夕食の後で、ルアーだけ持って湯泊港へ行ってみた。
しかし先端部に電気ウキとブッコミで竿を複数出している先客がいて思うに任せず、早々に帰宅。

そんなこんなで、本日も獲物無し・・・最近しょっぱいのう。

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これじゃ食えん・・・
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