そして今日も話にならず
今朝は朝飯を食べて軽く一仕事してから、のんびり湯泊港へ。
がしかし満潮直前で時間は1時間ちょっとしかない、つまりちょうど潮止まりの時間帯しか居られないので釣れないんだろうなーやっぱ。
ってことで先端で早速一投目、テンションフォール中にモモンとアタリ、フッキングを入れるが乗らず・・・と思った次の瞬間に再びアタリ、再度フッキングを入れると今度は乗った! ・・・ダツが。orz
立て続けにダツを2本、リーダーガリガリ、うわーんあっち行けテメーら!
結局ダツのアタリしか無く、イカも見当たらず、ぶーたれて撤収!
午後、最干潮に合わせてバンジョへ。
まず少し貝採りをして、潮の上げ始めに合わせて釣ろうという計画である。
・・・がしかし、あれ、全然アナゴ(アワビの親戚の採っても怒られないヤツ)が見当たらないぞ・・・?
もちろん全く無いわけではなく幾つかはあるが、いくらなんでもな少なさである、これは今週になってから誰か採ったな。
まあしょうがない、少し前にここで大ブレイク食い放題しているしな、と、ぼちぼちその辺を見ながら先端へ。
先端部、ずっとここに来たかったのだが、どうも人がいたり時間が無かったりで、本当に久しぶりである・・・ん?
見ると、先端の斜めに海へ落ち込む岩の表面に、真新しいオオツタノハ(屋久島で「ヨメガサ」と呼ぶ、縄文人が貝輪にしていたツタノハガイのごっついヤツ)を引剥した跡がある、やはり誰か採っていったんだな、それもオオツタノハを見つけられるということはかなりの手練だろう。
潮が動き出すまでもう少し時間があるので、3D磯モノEYEをオオツタノハモードにして周辺をサーチすると、なんとかとれる場所に3つ発見して3つとも無事GET、1つは余裕で殻長10センチ以上ある大物だった。
さてこの写真の中にオオツタノハがいるんだが、どこでしょう?w
なお釣りだが・・・開始から10分で諦めた。orz
というのは、潮が動き始めると同時に大量の流れ藻が流れてきて、2投に1投は藻が引っ掛かってくるので全く釣りにならんのだ
もちろん浮いているものは避けるのだが、海中にも大量に漂っているようで、あれじゃあどうにもならんですたい。
まあこの流れ藻、春の風物詩のようなものであると同時に、青物やアオリイカの産卵床でもあるので、鬱陶しいが釣りを楽しむためには重要なものなのだ、今年の流れ藻で生まれた魚を、来年以降に釣ることになるのだから。
ちなみに屋久島では、この流れ藻で孵ったカンパチ等の稚魚を集めて(モジャコ漁と呼ぶ)少し大きく育て、本土の養殖場へと送っているので、これが無いと養殖もできないぞ。
そんなこんなで、結局今日も獲物無し! ムキー!
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