釣れーん
朝目は覚めはしたが、肌寒いし眠いので二度寝をすることにして目を閉じた・・・はずが、なぜか湯泊港の先端部でジグをぶん投げていたw
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
略)
ってなわけで、ジグをぶん投げまくってみるが反応無し、弓角にもダツ以外の反応無し!
うーん、ちょっとベタ凪過ぎるか・・・。
イカも見当たらず・・・ちくしょう、あのまま寝てればよかった!
家に戻って朝飯を食べ、1時間ほど庭仕事をして、久々に「バンジョ」へ行く、主な目的は貝採りである。
なお屋久島では「イソモン採り」と呼び、アワビ・トコブシの親戚のアナゴ(というミミガイ科の貝)を主に採るのだが、我が家では主なターゲットがアナゴ以外になっているので、「貝採り」と呼んでいる。
久々のバンジョ、半年ぶりくらいだろうか、んー、全く何も変わっていない、まあここはほとんど人が来ないしな。
さて、まず干潮前に貝採りである、3D磯モノEYEをONにして、とりあえず炊き込みご飯用にアナゴを物色・・・まあ無いわけではないが、時期的に大潮の干潮とはいえ潮位が高いので、春のようにはいかない。
確実に大物がいる穴を何箇所も把握しているのだが、その辺は概ね海面下ときている、厳しい戦いが予想されるw
まあそれでも最初の20分程で、そこそこの大きさのものを1ダース程GET、もうアナゴは要らん、次、オオツタノハを探しつつテツボラとタカラガイもそれなりに確保。
テツボラは酒蒸しにしてサザエのように楊枝で身を摘み出して食べると旨い、我が家の好物だったりする。
タカラガイはお子様シーズンらしく、子供の拳大だが殻がペラペラに薄いのが山ほどいた、その辺は全て見逃して、殻の固い大きいのを3つだけキープ。
オオツタノハは、目を細めて最先端部周辺の岩肌を眺め、何とかそこそこのものを4つGET。
ちなみにオオツタノハは、非常に見つけにくく剥がしにくいが、屋久島の磯で採れる貝類の中でも最上級に旨い。
ついでに言うと、この貝の貝殻を加工して作った貝輪は、縄文人の交易を調べる上で非常に重要な手掛かりになっている、南方系で屋久島以南、または小笠原諸島くらいにしか分布していないのに、関東から北海道を含む東日本各地の縄文遺跡からこの貝輪が出土しているのだ・・・まあ比較的最近の調査で伊豆諸島にも生息していることが判ったのだが、まあとにかく考古学的に興味深い。
以前、上のチビにその話を聞かせたら、夢中で貝輪を作って、なぜか一部の友達の間で流行っていたw
もっとこの貝を採ってきてくれと言われたが、コイツは見つけるのがマジで難しいのだ、なにせ荒い磯の最干潮帯にしかいない上に、これでもかというくらい岩と一体化していて、たとえ目の前にあっても、ぱっと見では気付かない程なのだなこれが。
なおあまり知られていないようだが、平内には縄文以前の旧石器時代の遺跡(阿姑ヶ山遺跡)がある。
平内港のすぐ近くだが、資料はほとんど鹿児島大学に持っていかれて残っていないらしい。
とまあ、貝類はこれでよし、あとは岩の隙間にいるこのタコだが・・・ダメだ隙間の奥過ぎて手が届かんorz
ということで、このやるせなさを釣りに向けることにする、まあ昼を過ぎて腹も減ってきたので、30分だけと決めて、最先端部でキャスト開始!
・・・結果:ダツのみorz
一度だけ、足元まで結構デカい背中の青い魚(たぶんツムブリ)が追ってきたが、食わせられず。
ま、食料は確保したしいいか。
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