キントキ&デカメッキ&アオリイカ



​朝起きて速攻で湯泊港へ。
今朝はルアーではない、痛みかけたAコープの生キビナゴの処理のためにウキ釣りである、放っておいたら遠からずナンプラーができそうな匂いになっていたもんでw

で、テトラ脇でヘイケ(キントキダイの類)釣り​。
ばんばか釣れるのだが、アカマツカサやネンブツダイといった外道が交じる上に小さい、結局30センチ位のを1匹だけキープしてさっさと帰宅、ルアーもエギも1投もせず。



朝食後、ヨメさんが張り切って弁当を作り始めた・・・天気がいいからと、今日も私をどこかへ強制連行するつもりらしいw
ちなみに昨日は、近所の牧場から海岸線を探索し、その後弁当を買って原の「千尋の滝」へ行き、ほとんど人の来ない方の展望台で弁当を食べ、ブラブラと麦生と原の漁港に立ち寄り、買い物して帰った。

聞くと、今日は「鈴川河口」へ行きたいという・・・マジっすか、あそこ行くの大変だよ・・・主にアナタを連れて行くのがw
ぶっちゃけ、1人で行くなら簡単だが、ヨメさん連れだと荷物が増える上、ロープを垂らしてやらないと無理なのだ、もちろんロープは持参である、しかも船の係留に使うような太いやつを20メートル以上だw
まあいいか・・・今年はまだ行ってないし、あそこ眺めもいいしな、ついでにメッキか、もしかするとヒラスズキが釣れるかもしれんし。

ってことで、やって来ました鈴川河口!
・・・いやー、やっぱり大変だった、そもそも入り口が藪化していて、藪払いからのスタートだった・・・。
その後も、ロープを垂らして崖を下り、ゴロタ浜(ただし石の一つ一つがメートルクラスw)と岩場を抜け、小川を渡り・・・もうヨメさんを見ているだけでドキドキハラハラの大冒険である・・・まあやたらと楽しそうなのでいいか・・・。

平らな岩の上に荷物を置き、後ろの岩場からヨメさんに見守られながらキャスト開始。
ここはヒラスズキがよく釣れるらしいので、T.D.ソルトペンシルFでスタート、とりあえず思いっ切りぶん投げてみる・・・もちろんあまり飛ばんけどさ。

ドッグウォークに時折ポッピングのアクションを加えながら引いてくると、水面がモリッと盛り上がった・・・お、なんかチェイスしてるか?
そのまま慎重にアクションを続けてみるが食わせられなかった、しかし足元近くまで魚がついて来て、魚影をはっきり見ることができた、メッキである、ただし結構デカい。

メッキなら弓角ですよねー、と、早速弓角を取り出してセット、同じ方向にぶん投げると飛び過ぎた・・・そんなに飛ばんでいいw
早巻きで寄せてきて、最初の反応があった水没大石群の手前でリトリーブのスピードを落とす・・・と、水面爆発! ・・・しかし掛からず。
そのまま再加速して再び減速・・・すると再び水面爆発、今度は乗った、っしゃあ!

ギュイ~ン!

おお、結構引くぞ、え、もしかしてヒラスズキ掛かっちゃったとか?
いや、この走りっぷりはヒラスズキじゃないな、スピードがありすぎる・・・にしてもよく引くなー、メッキだとしたらかなりデカいだろこれ。
何やら後ろで大興奮しているヨメさんを華麗にスルーしつつ、やたらと多い水没した大石や瀬を、魚の走りを計算しながら躱し、徐々に寄せて来る。

やがて足元まで寄せると、同サイズの仲間が7~8匹ついてきた、おー、このサイズが群れでいやがるのか・・・グヘヘw
最後の抵抗をいなして・・・うはー上げにくい、ここは立ち位置決めるのでも厄介で、今日立った場所は取り込みも厄介だ、とにかく寄せ波に合わせて背後の潮通しというか何というか、魚をキャッチできる場所まで引き摺り上げた。
魚は40センチ近くあるメッキだ、っしゃ、今年初のデカメッキである、やっと釣れやがったか、やっぱ磯に来ないとダメだなー。

ヨメ「わー、大きい! やったあ!」
私「おっとっとー、暴れるなコイツ、諦めろ・・・ナイフナイフ」

竿を立てて魚のポジションをキープしながら、〆る用のナイフを出そうとバッグをゴソゴソしたが見当たらない、あれ・・・あーあったあった、とかやっていたら、お魚さんフックアウトでさようならorz

私「・・・あー、逃げられたw」
ヨメ「あああ~・・・! 何やってるのよもー!」ヽ(`Д´)ノプンプン
私「群れでいたからすぐにまた釣れるさ、おとなしく待っとけー」

次のキャストで、同じ辺りでまた水面爆発、ヒット!
おお結構引くな、さっきよりも引くぞ!?
それでも普通に相手をして寄せて来る・・・って、このロッドでそこそこ引く魚を掛けたのは初めてだが、何というか、いい感じで粘るなー。
この前デカめのダツを掛けた時は、この硬さ、というか柔らかさで引きの強い魚掛かっても大丈夫なのかな、と少し不安を感じたのだが、全然いけそうである、引き込まれてからの曲がりと反発力が自然で粘り強く、逆にある程度曲がってからの方が不安を感じさせない、これならもう一回り以上大きくても大丈夫そうだ。
無理せずにロッドで止める時は止め、巻ける時に一気に巻き、イメージ通りに魚をコントロールして寄せてこられる、うむ、なかなかいいぞこのロッド!

デカメッキ(ギンガメアジ) 足元まで寄せて、先と同じように潮通しに摺り上げ、今度は軍手をして速攻キャッチ、ヨメさん大喜び、おお40センチ位あるな、いいサイズである!
ヨメさんの後ろの潮溜まりで首ポキ血抜き、その間に再キャスト、すぐに再ヒット、微妙に小さいがやはり40センチ近いのを追加。ヒャッハー!

しかしその後は大きなサイズの群れは何処かに言ったらしく、替わりに小さいのが釣れるようになる・・・1キャスト1ヒットで20センチ~25センチ位のが延々と釣れ続くが、あちこち探っても小さいのばかりで、大きなサイズのものは釣れない。
あまりにもばんばか釣れるので、毎回キャッチしてフックを外して逃がすのが面倒になり、途中から小さいのが追って来ていたら途中で引くのを止めて掛からないようにしていた。
11時過ぎから30分ちょっと釣って、お昼前には終了、キープした2匹は41センチと38センチ、まあこのサイズなら2匹で十分だ。

弁当食べて付近を散策し、崖を戻ると小径を発見、少し先へ行ってみると絶景の連続でヘヴン状態!
この辺の眺めはマジですんばらしいですわマジで。
のんびり景色を堪能し、写真を撮ったりして帰宅。



帰ってから荷物を一通り片付けてシャワーを浴び、カフェオレ飲みながらチョコモナカを食べていると、ヨメが「あとはイカがあればねー」とか言い出したw
先日、オリーブオイルとバジル、ブラックペッパー他で炒めたのがやたらと旨かったらしい・・・誤解を恐れずに言うと、アオリイカの一番旨い食べ方は刺身ではないと思う、焼くとこれがまた旨いのだ、我が家の面々は全員一致で刺身よりも焼いた方が旨いと言っている。
個人的には、ポン酢醤油にたっぷりのおろし生姜&ワケギを入れ、ガスとか電気ではなく炭火で焼いたものに、たっぷり薬味を絡ませて食べるのが一番旨い。

ヨメ「晩はパスタだけど、イカの炒めたのが加わるとめっちゃ幸せだよねー!」
私「そんなに都合良く釣れたら苦労せんわw ・・・まあ満潮前だし、1時間ばかし行ってみるか」
ヨメ「ワイン冷やしとく!」
私「ま、5時頃には帰って来るわー」

ってことでバカ丸出しの3回戦、やって来ました湯泊港w

なんか、んー、海がいい感じである!
西風が結構強くて、追い風以外で投げては釣りにならないかなー、という感じだが、まあ狙いはイカである。

テトラ脇にはイカの姿は無いので、少し先の潮通しへ・・・あ、いた。
エギを投入してホイホイすると5匹程が寄って来て、まもなく1匹がエギを抱いたが、走り出してすぐにフックアウト・・・と思ったら他のイカがすぐにまたエギを抱き、今度はしっかりイカGET!
しかし思いっ切り墨を吐いてくれたせいか、他のイカはいなくなってしまった。

仕方ないので先端部まで行くと、足元にキビナゴの群れが渦巻きまくっている・・・がしかし、回遊魚の姿はないようだ。
試しにジグを弓角を数投してみるが反応全く無し、キビナゴがゆっくりその場にいるということは、まあそういうことなんだろう、待っていればそのうち何か来るんだろうけどな。

そうこうしていると足元にぼっちイカが出現、そうだ、今はイカ狙いなんだよ!
慌ててエギを付けてドラグを緩め、ホイホイホイ・・・はい抱いた、おお結構重いな、最近イカが大きくなってきたなー。
慎重に弱らせてから寄せて、無事2匹目GET、結構デカいぜヒャッハー!

その後ジグをもう数投してみたが反応無し、まあノルマは達成したからいいや。
ってことで撤収!

ヨメ「早いねー、もしかして釣れた?」
私「そんなに都合良くいくわけねーだろ・・・と思ったんだけど釣れたわ、行ってみるもんだなw」
ヨメ「マジで? やったあ! ご馳走~!」

ってことで夕方釣ったイカは、もう食われて跡形も無いですw


そんなこんなで、食材調達が捗った日だった。

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