生き餌釣りのはずがハタ釣れちゃった☆



朝起きて、ルアーの合間に泳がせ釣りをしてみようという例の魂胆を実行に移すべく、キビナゴを3本持って湯泊港へ。
着くと内側の堤防に、家族連れなのか、子供数人を含むグループが竿を出している、ヘキ(オヤビッチャ)釣りだろうか。

まあとにかく先端へ行き、まず泳がせ用の生き餌にする魚を釣るべく、堤防際にキビナゴを垂らす・・・15センチ位のオジサンでも釣れれば最高なんだがなー。
しかしアタリはあるものの掛からない、引き上げてみるとキビナゴが骨だけになっていた、うへー、チョウチョウウオどもか。

なお屋久島では、主だった魚に屋久島名がある。
「オボソ」(スマ)、「カマジ」(シマアジ)、「アカバラ」(カンパチ)・・・などであるが、チョウチョウウオのそれは「エサトリ」であるw
チョウチョウウオの類にも色々いるが、どれもこれも全て「エサトリ」と呼ぶ・・・実に投げやりで身も蓋も無いw

とにかく、残るキビナゴは2本だけだ、とりあえず場所を替えないと話にならんということで、角を回って向こう側でキビナゴを垂らす・・・と、着底後すぐにゴン!
フッキングを入れると掛かったが、おいおい手応え的にちょっとデカ過ぎるな・・・って、おい。
上がってきたのは45センチ程のヘラヤガラの黄色固体だった、餌にもならず、食えもしない・・・帰れコンチクショウめw

なおヘラヤガラは、想像の斜め上を行くほど小骨が多く、とても食えたものではない。
なにしろ普通の骨格の他、身の中はもちろん、皮の下を網目状に小骨が密に通っているのだ、まさに泳ぐ小骨の集合体である、どうしてこうなった。

とにかくヘラヤガラを蹴落とすと、残るキビナゴは1本のみ。やべえ。
最後のキビナゴを付け、足元の小物のいそうな場所に投下・・・ゴン!

うはー、またちょっと大きすぎるだろコレ、と思いつつ巻き上げると。

ヘラヤガラ2「きゃはっ☆」

私「・・・」


だあああーーーーーーー!
てめーらはお呼びじゃねーっつーのー!

以上、キビナゴ全部持ってかれて、泳がせの生き餌釣りは暗礁に乗り上げた!

んー、こうなるとイカでも釣って、そのゲソで何か釣るか、ルアーで小物を釣るしかないわけだが、イカは見当たらないし、ルアーで小物は難度が高いぞ・・・お?

ちょっとそこのフナムシさん、こちらへいらっしゃいーー!w

・・・フナムシ捕まえようとしたが逃げられた・・・速ぇよアイツらorz
ってか、何やってるんだ俺w

まあしょうがない、ジグでも投げて、デカいのが掛かればそれで良し、小物が掛かったら生き餌にしよう。
ジグを付けてキャストを開始すると、内側の堤防にいた家族がこちらへやって来た、どうやら家族ではなく、どこぞの母ちゃんが釣りに行きたいチビ共を引き受けて引率している感じだ。
うん、実に夏休みである、ご苦労さんです。
やがて集団は先端部手前の段差下でヘキを釣り始めた。

ジグを投げ続けるが反応はチビダツのみで、2投に1回位、コツンと突いてきたり、一瞬掛かったりするが、ウザいだけである。
やがて集団が時折ヘキを釣り上げ始めた、ばんばか釣れるようなら1匹貰おうかと思ったが、どうにも大して釣れていないようなのでやめておくw

やがて7時になって暑くなってきたので、さっさと諦めて撤収!




夕方、今度はキビナゴを5本持って再チャレンジ。
1本目、朝にも増して凄まじいチョウチョウウオの攻撃で、あっという間に骨格標本と化す。
2本目、場所を変えるも、根掛かりで針ごとロストorz
3本目・・・ゴン!

おーなんか掛かったぞ、でもまたちょっと大き過ぎるだろコレ、と思いながら、結構重いなーとか思いつつ巻き巻きすると・・・あれ。
なんでか知らんが、浮いて来たのは、そこそこの大きさのハタだった。

シロブチハタ うーむ、小物を釣ってそれを泳がせて、デカいハタやらを狙うつもりだったわけだが、生き餌釣りの段階でそこそこのハタが釣れてしまうと、ちょっと微妙な気分になるなw
まあいいや、とりあえず旨い魚GETである・・・って、抜き上げないとな。

40センチ位なので1キロ程度だろうが、小物用でハリスが細いので、念のため置きっ放しにしている落としダモのところまで曳いて行き、タモを使って無事確保。
水を汲んで〆て血抜きしつつ、更にキビナゴを投下してみるものの、速攻で餌を取られてキビナゴの在庫は払底。まあいいや。

血抜きにもう少し時間が欲しいので、少しだけジグをぶん投げてみるも、一度足元で小さなダツが突いてきただけ。
暑いので、魚が傷まない内にとっとと撤収。
ハタは肝やヘソも旨いので、ハラワタは腸腺とエラだけ外し、ウロコも落として持ち帰った。

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