栗生で遊ぶ



ここ数日、東風が凄まじい。
とても釣りに行けるような天気ではないし、仕方ないので(?)おとなしく仕事をしていたが、いい加減イライラしてきた、しかも週末なのに。
そこで昨日の晩、寝る前に、朝起きたらライトタックル持って栗生川の橋の下辺りに行ってみよう、と考えた、嘘か本当か知らないがチヌが釣れることもあるというし、しかも朝は満潮なので魚が多そうである。

そんなわけで、起きて手早くトーストを2枚喰らい、栗生へ車を走らせてみたわけですよ。思いっ切り寝坊したけど。
橋を渡ってすぐの道を左に折れ、船溜まりの先を左に曲がって突き当りの広場に車を停める。
簡単に川辺に降りられるようになっているので、そこから川沿いに船溜まりの入り口にアプローチできる。

本当にこんな場所で釣れるのかいな、と思いながら進んでいくと、通り道でヤマカガシが日向ぼっこ中だったので、竿で川に落としておいたw
ちなみに湯泊から中間へ向かう辺りから風が無くなり、栗生ではほぼ無風。たまにそよそよーっと風が吹く程度で、薄曇りも幸いして非常に快適、平内の荒れ具合が嘘のようである。
さて、船溜まりの入り口でロッドを用意し、ガイドにラインを通す。

ポロッ

んー、何か落ちたぞ・・・あれ?
・・・うそーん、3番目のガイドのリングが外れてどっか行ったー!?

ライトタックル、1投もせず 終 了 ! w




実は先日、ルアーと一緒に、もう随分使っていないというロッドも貰ってしまって、それが私好みのファーストテーパーでかなり良さそうだったので、今朝はそれを使ってみようと持って来たのだが、あまり細部までチェックしていなかったのが災いした・・・こりゃあガイドを総取っ替えだな。

仕方ないので車に戻り、ショアジギのタックルを持って来る。
そうこうしている間にもあちこちで魚のライズがあり、ボラらしい魚がたまに跳ねている、この辺の底はほぼ砂地で、根掛かりの心配はほとんど無さそうだ。
ラインを通していると足元に何やら魚影が寄って来た・・・見るとオジサンが、あのヒゲを使ってのんびり砂底で餌を探しているではないか、まさかあのヒゲのご利用状況をこの目で見られるとはw

そしてどうでもいいが、海ではないので波の音が全くしないのだ、とにかく静か。
普通の川釣りのような瀬音もない上、風も無いので、たまーに車が通るのと魚が跳ねるの音以外は、「ホ~ホケキョ」・・・ウグイスの鳴き声だけである、長閑なことこの上なし。

想像して欲しい、静けさの中、時折聞こえるウグイスの鳴き声を背に、オジサンがヒゲを使って餌を探すのを間近で見るという状況を。

とっても地味にシュールで素敵!

この微妙にイカれた状況で、小さめのミノーをあちこち投げてみるが反応無し、まあこんなのに食い付く神経の太い魚はここにはいないか。
そうこうしている内に潮位が下がってきた、ライトタックルでトップを攻めてみたかったんだが、結局30分ちょっとで早々に撤収。


家に戻るとヨメチビ共が起きていて、栗生は全然風無かったし快適だったぞー、と話したら、じゃあ連れてけとなった、何日も風が強くて外で遊ぶにも遊べないので、私同様イライラしていたようだ。
そんなわけで、コーヒー飲んでリベンジ、今度は元からあったライトの竿を持って行く。

同じ場所へ行き、ヨメチビ共が川岸でのんびり遊んでいる間に船溜まりを攻めてみようと思ったら、既にかなり潮が引いてしまっていて、魚の姿が見えない・・・。
トップで反応が無いので、根掛かりの心配が無いということでソフトミノーで底をズリズリしていたら、一度何かがゴンと来たが乗らず、そしてそれっきり。

少し遊んで、今度は塚崎タイドプールへ移動。
ヨメチビ共を放牧し、干潮時に渡れる、河口の腐った(?)堤防へ乗り、メッキでもいないかと河口を弓角Fで探ってみる。

波紋からすると、たまに何かが追って来ているようだが掛からない。
曳く速度を少し落として続けてみると、コッ、みたいな微かな手応えがたまにあるが、やはり掛からず・・・何だ?
今度はゆっくり目に曳きつつ、さらに時々停止寸前までスピードを落とすアクションを混ぜるとコツン、しかし乗らない、でもまたコツン、乗らない、コツン、乗らず・・・イライラしてきた頃にやっとグンッと重さが掛かった。

おーやっと掛かったぞ、なんだろな~、と、そんなに重くもないので適当に寄せてみると・・・ダツorz
70センチもないくらいのチビダツだった。
外してポイして続けるが同じアタリのみ、ダツしかいないようなので止め。

干潮ピークになっていたので潮溜まりを見て回り、そこいらでシャコガイを4つGET。
知人に会って磯物を貰い、更に帰り際にN父一家に遭遇し、少し話してシャコガイをお裾分けして帰宅。

シャコガイの刺身で一杯飲って、焼きそば食べて昼寝!

前の釣行

弓角でダツ
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