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釣りの方針


私の釣りの方針は、すっぱりと「旨い魚を、家族が食べる分だけ、のんびり楽しみながら釣る」です。
大き過ぎる魚も別にいりません、50~60cm位が手頃でいいですねー、それ以上あっても、無駄に捌くのが大変だったり、冷蔵庫に収まらなかったり、食べ飽きたりもしますし。

屋久島で釣りを始めた最初の頃は、釣ってみたい魚の種類も多く、大物を釣りたいとも思っていました。
しかしそれなりに色々釣って、それぞれの魚種でそれなりのサイズを一通り釣ってしまって、その辺の願望も片付いて落ち着きました。

ってことで、今の釣りの主目標は以下です、理由は単純で「旨いから&家族が喜ぶから」。

1.軟体:タコ・コブシメ・アオリイカ
2.回遊魚A:ナンヨウカイワリ
3.回遊魚B:スマ
4.根魚:フエダイ類

いつものルーティンでは、まずタコ・イカがいないかを見つつ堤防先端に向かい、まず表層を、次に表~中層、更に中~下層、再び表~中層、表層と探って終了、またタコ・イカを見ながら帰ります。

軟体は、基本的にサイトフィッシングです、日中限定で夜釣りでは狙いません。

タコはマダコとワモンダコが釣れますが、見えた時だけ狙います、時間がもったいないですし、見えない深さをめくら打ちしていたら根掛かりで爆死しますから。

コブシメも大抵見えます、何年か前から多少波があっても結構な精度で見えるようになりました、そしてコブシメの美点は居れば昼間でも高確率で釣れること。
つまり発見=9割方GETですので、シーズンには眼に全リソースを振り向けて海底を視覚的にスキャンwします。
なお我が家では、アオリイカよりもコブシメの方が評価が高いです、アオリイカは甘過ぎ&墨が旨くない&煮汁に色が付く&煮汁まで甘くなってしまうので。

アオリイカは、見えても釣れないことが多いので対時間のパフォーマンスが悪いです、ただ300g程度までにしかならない小型種の「クワイカ」は、居ればコンスタントに釣れるので、イカに不自由することはまずありません。
産卵後に親イカが死滅するため、梅雨明け~盆頃の一時こそ食べられるサイズが居なくなりますが、その前に釣り溜めて冷凍しておくので、我が家ではアオリイカは鳥の胸肉並みの食材です。
あとその「クワイカ」は、夜釣りの餌として最高なので、そのためにも適宜釣っています。


回遊魚を2つに分けているのは、効率的な狙い方が少し異なるためです。
ざっとですが、ナンヨウカイワリは中層~下層にいることが多く、スマ(屋久島では「オボソ」と呼ぶ)は表層~中層を手返し良く早巻きするのが効果的です。
この2種が特に旨い白身&赤身なので主目標としていますが、外道で多彩な回遊魚&時にヒラスズキや根魚まで釣れてきます、旨いなら大歓迎ですね。

根魚はハタ類は狙いません、フエダイ類だけでいいです、そしてフエダイ狙いは基本的に餌での夜釣りです。
もちろんハタ類が釣れてきても文句は言いませんが、狙うには根掛かりが多過ぎるのと、フエダイも劣らず旨いので、フエダイを狙います。
夜釣りは外道にデカいタマン(ハマフエフキ)がやたら釣れてきます、アベレージでも70センチ近いですが、70センチのタマンなら50センチのフエダイの方がいいなあ・・・。

フエダイは昼間でも釣れないことはないですが、フエダイの釣れるシーズンの昼間に餌釣りをすると、大量のエサ取り(カワハギやチョウチョウウオの類)に餌を取られて釣りにならないので、必然的に夜釣りになるわけです。




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